(様式5
実施結果の公表)
(
仮 称 )
つく
ば 市 自 転 車 の 安 全 で適 正 な利 用 の 促
進に関する条例(
案)
の
市
民
と 行
政
が
共
に 施
策
を つ くる 手
続
(
パブリ
ッ
ク
コ
メ
ント
)
の実施結果
平成26年2月
■
意見集計結果
提出方法
人
数
直接持参
1
人
郵便
電子メ
ール
4
人
フ
ァ
ク
シミ
リ
その他
合
計
5
人
平成25年12月2
日から
平成25年12月27日までの間,
(
仮称)
つく
ば市自転車の安全で適正な
利用の促進に関する条例(
案)
について,
意見募集を行っ
た結果,
5
人から
10件のご意見があ
り
まし
た。
こ
れら
について,
適宜要約し
た上,
項目ごと
に整理し
,
それに対する市の考え方をまと
めまし
たので,
公表いたし
ます。
提出方法別の人数は,
以下のと
おり
です。
■
意見の概要及び意見に対する市の考え方
(1) パブリックコメント
1.条例全体
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
小学1年生から,通学を自転車としている学区が,つ くば市内にある事を踏まえて,条例の中で,「通学が 自転車となっている児童・生徒」という枠で再度検討 していただきたい。
1件
通学が自転車となっている児童・生徒について は,自転車を利用する上では通学や私的利用に関わ らず,安全で適正な利用を促進する必要があること から,自転車利用者として位置づけております。加 えて,第11条の保護者及び第12条の児童・生徒を教 育・育成する者の責務を設定するとともに,学校や 警察その他関係機関等と連携し,必要な措置を講じ るものと整理し,児童・生徒にも自転車の安全で適 正な利用を促進してまいります。
2.条例の内容 第3条 市の責務
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
自転車のより安全な通行および積極的な利用のため には,自転車利用者への啓発だけでなく,自動車や オートバイの運転者への啓発,並びに道路の維持管理 の努力が必要である。
つくば市はこの二点にも積極的に取り組むべきであ り,この条例にも書き足すべきである。
1件
今回の条例案は,市民及び自転車利用者や保護者 等への責務を規定し,自転車の安全で適正な利用を 促進することを目的としております。市では, 第3条 第2項により,市民等(自動車やオートバイの運転 者を含む。)への啓発を行うこととしています。
道路の維持管理などハード整備については,自転 車のまちつくば行動計画により,推進しておりま す。
第10条 自転車利用者の技能及び知識の習得
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
「日常的に自転車利用の技能・素養を育てる施策」 技能や知識の習得はイベント的なものでは限界があ り,日々の積み重ね( 日常的実践) が重要である。ま た,点検整備の前段階に「自転車の手入れ」があると 考えられる。
自転車を愛( いつく) しむこころを育てるため「自転 車の手入れから始めよう」運動を巻き起こしたら如何 か。
次の世代を鑑みたとき重要なプレーヤーは子育ての 親たちである。彼ら彼女らの実践力を高め,支援する 施策プランづくりを始めていくべきである。
1件
日常的に自転車利用の技能・素養を育てる施策に ついては,自転車のまちつくば行動計画中の交通教 育にて小中学校向けに実施しておりますが,御意見 を参考に取組を充実させてまいります。
第13条 安全に資する器具の利用
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
ヘルメットの着用を推奨するくらいであれば点灯式 テールランプの使用も推奨すべきである。法定の反射 材に比べ被視認性が著しく向上し,事故防止に役立つ 上,ヘルメットに比べ心理的抵抗も少ないと思われ る。
1件
点灯式テールランプについては,第13条の中で交 通事故を防止する器具として位置づけております。
第15条 自転車損害賠償保険等への加入
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
自転車損害賠償保険等の加入について、自転車で通学 している「通学が自転車となっている児童・生徒」に対して は、市が自転車損害賠償保険金の全額負担もしくは補助す ることをお願いする。
1件
任意保険については,市は必要性の周知・啓発を してまいります。
なお,自転車の整備点検により適正な利用を促進 する観点から,TSマーク付帯保険については,加 入費用の一部助成を第7条の計画の中で検討してま いります。
3.その他意見
No. 意見概要 意見数 市の考え方
1
道路交通法により自転車が主に走行する場所は車と 同じ車道であり,安全・快適な環境を整えるために は,自動車利用者への法律,マナー周知の徹底を行う ことが必要である。
1件
自動車等に対する交通教育に関わる御指摘につい ては,自転車のまちつくば行動計画にて整理してお りますが,御意見を参考に取組を充実させてまいり ます。
2
ペデストリアンデッキは,名称からして歩行者用で あるはずのところに自転車を上げておきながらきちん と区分けしていないので,センター周辺など歩行者と の事故の危険が常態化している。また,石畳など,自 転車やベビーカーの利用に適さない区間もある。
1件
市では,ペデストリアンデッキは自転車も通行で きる道と位置づけており,自転車・歩行者の安全な 利用を推進する観点から,第7条の計画の中で,つ くば市独自のルールづくりを検討していくこととし ております。
3
東西大通りは危険で自転車の利用がためらわれる状 態であり,やむを得ず許可された歩道を通行すると管 理不足で障害物が多い。
数年前の道交法改正までは主要交差点を自転車で直 進する方法もなく,大角豆交差点は未だに自転車では 通行できない状況となっている。
1件
東西大通りの歩道は,道路交通法第63条の4の規 定により,普通自転車が通行することができる歩道 となっております。
また,交差点では,自転車は車道の左端を通行 し,直進することになっておりますが,自転車の通 行空間を確保することが交通安全上重要であること は認識しており,所管の道路管理者などの関係機関 と協議してまいります。
4
自転車の安全で適正な利用を促進するための施策と あるが,現状として,安全な利用が難しい地域につい て,安全に利用できるように,早急な整備(歩道の拡 幅整備や片方の歩道を登下校とも利用できるルールの 設定及び歩道を利用するすべての者にルールがわかる ような表示)をお願いする。
登下校の指導・助言をする者においても,前を走行 して危険箇所の確認や,児童の後ろを自転車で走行し て安全を見守っていく事が望ましいので,そのような 走り方ができるルール設定や,整備をお願いする。
1件
道路の維持管理などのハード整備については,自 転車のまちつくば行動計画にて整理しております が,御意見を参考に取組を充実させてまいります。
また,登下校のルール設定等については,今後の 取組の参考とさせていただきます。
5
「利用者とほか関係者の相互交流を深める施策」 条例案における各関係者の責務についてよく分かる し,その通りだと思われる( 第3条∼第6条) 。しかし 行動のあり方については,各関係者が個別で繋がりが 希薄だと思われる ( 第8条∼第15条) 。
自転車利用者の技能と知識を高め,安全器具など利 用環境を整えていくためには,利用者を支えていくこ とが必須である。
関係者の相互交流を深める,市の何らかの仕掛けづ くりを希望する。私たち市民も,そのアイデア出しに 参画する。
1件
第16条では,安全な自転車利用環境づくりや交通 教育に関して関係機関と連携し取り組んでいくこと で,御指摘にある自転車利用者の技能・知識の向上 や事故を防止する又は軽減する器具の着用を推進し ていくことを想定しています。
なお,利用者とほか関係者の相互交流を深める施 策については,御意見を参考としながら,第7条の 計画策定の中で検討してまいります。